投稿キャンペーン

恋咲く都に愛の約束を

Heartsさんの「恋咲く都に愛の約束を」体験版プレイしました。
「恋咲く都に愛の約束を ~Annaffiare~」情報公開中!



ハーツさんといえば、ちょっと前になりますが、「メルクリア~水の都に恋の花束を~」~という作品を出されていますね。
残念ながらあまり印象が強いわけではなかったのですが。

今回はブランドロゴも新調し、新しくなりました。
新作は、孤島のテーマパークいちゃラブADV「恋咲く都に愛の約束を ~Annaffiare~」

アンナフィアーレ。
海上に浮かぶ人工島は、世界中から人々が訪れる一大エンタテイメント施設。
従業員の多くは、この人工島で生まれ、一生を過ごしていく。

主人公、古庭和臣も人工島で産まれた、学園に通う一人。
もうすぐテーマパーク内での実習が始まる…。

水面を飛んでいくアングル、スピード感があってステキ。

体験版を起動して最初に思ったのが、あっ、この画面の作りは…。

そう、レイラインシリーズと同じ構成です。
考えてみれば、「時計仕掛けのレイライン-残影の夜が明ける時」のパッケージにチラシ入ってましたね。
つまり、ハーツさんもユニゾンシフト系列なのですね。

舞台は、水の都…というか、全てがレジャー街。
うぃんどみるさんの「ウィッチズガーデン」のようなイメージを持ってもらえばいいのかな。

原画は、なつめえりさん、うらびさん、崎由けぇきさん。
うらび巨匠がいらっしゃる…!

さて、シナリオですが、舞台説明が少ないですね。
背景等の美術に頼りきり…とも感じます。
とはいえ体験版ですので、ダイジェストなのかもしれません。

主人公は、妹の古庭一美(北見六花さん) に毎朝起こしてもらう、鈍感特化型。

悪い奴に言い寄られていると思い込んで、ヒロインと会話している監督を阻んだり、
相手の出で立ちから感じ取る、といったことができないようです。
よく見ると悪い人じゃなかったというオチ。

主人公だけでなく、他の登場人物も、人の話を聞いていないかなーと。
コミカル、コメディをやるためだと思うのですが、大分苦労されているのかなと感じますね。

体験版プレイして感じたのが、配役が固定化しすぎているかな、と。
最近プレイ本数が多いので、そのせいもあるかもしれませんが。
配役のマッチングの良い、とも思いにくい。

彩色も、あえて淡色系にしているのだと思いますが、ちょっと印象が薄い。
原画の良さが出せてないというか。
もう少し背景やアウトラインで濃淡をつけたほうが好みかも。

今作の音楽やSE、背景、原画などはとてもいいと思うんですが、
シナリオを読んでいく限りでは、残念ながらぼんやりしたイメージ。
なんていうか、レジャー街作品なのに、わくわくさせてくれない。
何かが始まるんだっていう雰囲気が伝わらない。
盛り上がらない。

こうしてみると、「ウィッチズガーデン」って総合力かなりあったんだなぁ、と思うのです。
音楽から何から、すごく気を遣っていました。

レジャー施設という意味ではゆずソフトさんの「天色*アイルノーツ」も同じ発売日にありますが、
あちらは浮かぶ島という派手な設定を、背景美術や設定の力量でねじ伏せていますし。

単に、舞台をレジャー施設にした…というだけにみえてしまいます。
もう少し観客とか、他の演者とか増やして、施設の幅というか厚みを持たせるといいのかなぁ。
いや、でもそれだけじゃないですよね…。

選択肢は、恐らく研修先を主人公が選ぶことが、ヒロインを選ぶこととイコールになりそうです。

体験版のヒロインシナリオを読んでいると、やっぱり展開に広がりがなく、
妹の一美は、ちょっとした勘違いを、運営していた観覧車の事故原因と受け止めている…、
といったところがクライマックスになりそうです。

ただ、ビジュアルはそれでもやっぱりきれい。
うらび巨匠をはじめとした原画家さんは好きですし。
となると、候補としてもいいのかなぁ…と迷うところです。

プリンセスエリアに現れる幽霊、ウィニー(遠野そよぎさん)。
なかなかウィニーを知覚できる人がいなくて、主人公とは会話ができ、とても嬉しそうです。
笑顔がとってもチャーミング。

7月も意外と多いんですよね、本数。
恋咲く都に愛の約束を ~Annaffiare~【予約特典:フルカラー設定資料集】
恋咲く都に愛の約束を ~Annaffiare~【予約特典:フルカラー設定資料集】

7月26日(金)発売予定です。

 by Landgravacr | 2013-07-02 23:59 | game | Trackback | Comments(4)

トラックバックURL : http://sandglasst.exblog.jp/tb/19166986
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by TellTheTruth at 2013-07-27 10:54 x
この作品のメインライター北川晴氏の作品をいくつかプレイしましたが、端的に申し上げて地雷ライターですね。レビュー拝見しましたが、キャラやコミュニケーション、世界観のぞんざいな扱いとか、高揚感、生命感のなさといった特徴は彼の作品全般に共通するもので、管理人さんは実にわかりやすく、鋭く評価されてると思いました。大変参考になるレビューをありがとうございました。
Commented by Landgravacr at 2013-07-31 00:40
>TellTheTruth様
コメントありがとうございます。

気づいたら、本件返信を43行も書いていて、TellTheTruth様のようにまとめあげる力はないのかなと思ってしまいました。

改めて書きますと。

…概ね同意です。
ここ最近、プレイしてふとお名前をみると…ということがあります。
ただ、中には「あると」のような作品もありますし、
できる限り出てきたもので判断するのがいいのかなと。

それに、この方だけで製作しているわけではないですし、ね。

でもHeartsブランド復活で、原画家さんも良くて、
とても期待していたんですよ。それこそ1月から…。
結局購入しませんでしたので、本当のところがどうだったのか判断できないのですが。
Commented by TellTheTruth at 2013-08-01 01:33 x
不躾な一刀両断的コメントで失礼いたしました。真摯な批評にただ乗りしたと反省しております。「はるのあしおと」良かったですしね。

昨今の18禁ゲーム業界は深刻な不況にあるようで、むき出しの市場原理に偏りすぎで、クリエイターの本分である創造行為が軽んじられているのは悲しいことです。ここ数年の件のライターは葛藤放棄でこの情勢に最も適応しているように感じますし、ファンの期待だけでなく制作の他セクションの努力を平気で踏み倒しているような作品もいくつか経験しました。パープル、ぱれっと、ゆず…すべて「やらかした」後は他にブランドいくらでもあるさと言わんばかりというのは穿ちすぎでしょうか。

この業界にまともな批評文化がないことも本当のファンの声が軽視される一因かと思います。メジャーなサブカルではクリエイターの努力や成果を正当に評価してファンに啓蒙すると同時に、ダメなものはダメと淘汰して質を確保する批評文化がありますよね。

この媒体に多い「もっとパンとサーカスを」的批評もいいですが、管理人さんがされているようなきちんとした批評が本当に必要とされている局面に入ったと思い、大変僭越なコメントをさせていただいた次第です。
Commented by Landgravacr at 2013-08-13 02:05
>TellTheTruth様
お答えをずっと悩んで、やっとコメントお返しできそうです。遅くなり失礼いたしました。

まず、ご意見はメーカーさんにハガキ投書が一番有効だと思われます。
発売後「楽しみだけれど見るのが怖い」といわれるもの。
メーカーさんが一番確実にご覧になられるのは、届けられるハガキ。
もし、出していらっしゃるようであれば恐縮ですが。

それと、プレイレビューをお書きになられてはいかがでしょうか。
拝見していますと、文章が巧みでいらっしゃるので、向いていると思われます。

1つだけ希望が。
どちらの場合もですが、良いと思える作品のレビューをしていただきたいな、と。

良くなかったものを、良くなかったと書き続けるのは、書き手も読み手もすごく疲れます。
いいものだからこそ、書かれる。
そういう流れが出来てしまえば、これはお考えにも合致すると思うのです。

先日コメントいただいたべるん様のHPでは、気に入った作品への思いが書かれており、推されて買おうかと最後まで迷っていましたが、予約完売となっていたようで…。

オススメしたい作品こそログに遺していく。
書き手も、読み手も、その他の方にもプラスになるのでは、と思います。

<< yes, your highn... 戦刃乙女―体験版 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE